
教えてくれたメイクのプロ

Meg.さん
代官山のサロン勤務を経て、2012年からヘア&メイクアップアーティスト、信沢Hitoshi氏に師事。2017年に独立。現在、雑誌、TV、CM、MV、Web広告、ウエディングのヘアメイクなど幅広い分野で活躍中。
ダマにならず、カールが落ちないマスカラの塗り方!
今回のモデル

おとっぴー
タレント、モデル
POINT1
マスカラを塗る前にビューラーでまつ毛をカール

最初にビューラーでしっかりまつ毛をカールします。ここで、まつ毛に水分がついているとカールがつきにくいので、スキンケアの後、少し時間を置いてから行うか、急ぐ場合はドライヤーの冷風でサッと乾かしてからにしましょう。
ビューラーはまつ毛の根元から挟み、数秒たってから離します。次にまつ毛の中央、毛先と挟む位置をずらしながら、根元と同様に行います。
上まつ毛は普通のビューラーでOKですが、下まつ毛はカールがつきにくいのでホットビューラーの方がおすすめです。
POINT2
マスカラブラシは小回りの利く細めのタイプ

エテュセ アイエディション(マスカラ) 02 バーガンディブラウン ¥1,200(税抜)※私物
目頭や目尻などの細かい部分や下まつ毛など、短い毛をキャッチしてキレイに塗れるのは細めのブラシです。目の縦幅、横幅も自然な感じで出せるので、ナチュラルなデカ目効果が得られます。

抜け感を出したい時にカラーマスカラは効果的です。ブラウンやバーガンディなど、赤みのあるカラーは女性らしい柔らかい印象に仕上がります。キリッとしたハンサム顔にしたい時はパープルやカーキなどがおすすめ。その日のメイクやファッションに合わせて、肌なじみの良い色を選びましょう。
POINT3
マスカラはまつ毛の中央、目頭、目尻に分けて塗る

マスカラは上まつ毛の中央、目頭、目尻の順に塗ります。塗り方は、上まつ毛の中央は根元にブラシを押し当てて、軽く左右に揺らしながら毛先まで引き抜く要領で。
目頭はブラシを縦にしてまつ毛の根元に入れ、眉間の方に引き抜きます。目尻は(上の写真)斜めにブラシを当て、こめかみの方に抜くようにします。
下まつ毛を塗る場合は毛先から塗り、次に根元です。この時、ブラシを寝かせて目のキワ近くにのせ、中央、目頭、目尻の順番に塗っていきます。

下まつ毛にマスカラを塗って長さを出すことで、頬の余白が埋まるので小顔効果も期待できます。特に面長さんにはおすすめです。
POINT4
コームでマスカラのダマを取る

マスカラを塗った後、コームで上下のまつ毛についたダマを丁寧に取り除きます。この一手間がパンダ目防止にもつながります。
完成です!

マスカラを塗ったことで目の縦幅、横幅も広がり、よりパッチリとした目に仕上がりました。
マスカラの基本テクニックはこちらでも詳しく説明しています。あわせてご覧ください。
[プロが指南]パンダ目の天敵「マスカラ」を攻略する5つの裏ワザ
知っておくと便利な裏技

まつ毛の根元、毛先、目尻側などピンポイントでマスカラを塗りたい時は、スクリューブラシの先をマスカラブラシに軽く当てて余分な液を絡めて取るか、ティッシュオフしてから塗ると狙ったところに塗りやすくなります。
また、今回のように極細ブラシではなく、普通のマスカラブラシの場合、そのまま塗るのはダマの原因ですから、同様にマスカラ液を調整してから塗りましょう。

プロからのアドバイス

まつ毛を長く、ボリューミーに見せたいからと、マスカラをたっぷりつけるとダマになる上、パンダ目の原因にもなります。
マスク着用の時は目元に視線が集まりやすいので、今回ご紹介した方法を参考に、バランスの取れたまつ毛メイクを心がけてください。
撮影/芹澤祐介
監修/Meg.
※価格は全て編集部調べ
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