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[吉田朱里インタビュー] NMB48のメンバーとして走り続けた10年間と今後「ひとりの女性として等身大でありたい」
「アカリン」の愛称でおなじみの吉田朱里さん。今年8月、自身の誕生日にアイドルグループ「NMB48」を卒業することを発表。先日、卒業コンサートを終えたばかりですが、10年に及ぶアイドル活動を振り返りながら、今の心境と今後について話を聞きました。
アカリン 肩に手を置く
1996年8月16日生まれ、大阪府出身。愛称「アカリン」。2010年にNMB48の1期生としてデビュー。アイドル活動と並行して、2016年からYouTubeでメイクやヘアアレンジを紹介する「アカリンの女子力動画」を配信。2019年にコスメブランド「B IDOL」を立ち上げるなど多方面で活躍中。2020年8月にNMB48の卒業を発表。著書に「NMB48 吉田朱里ビューティーフォトブック IDOL MAKE BIBLE @アカリン」(主婦の友社)などがある。
HP

自分がアイドルになるとは思っていなかった

――「NMB48」での10年間を振り返って、アカリンの中でもっとも得たこととは?

なんといっても一番は「経験」ですね!この10年でいろんな経験をしました。

「NMB48」はアイドルの型にはまっていないというか、割と何をやってもいい雰囲気のグループだったので、取材を受けたり、バラエティ番組に出たり、歌、MC、ダンス、演技と幅広くやらせていただきました。

その中で自分が一番好きなことや楽しいと感じることを見つけられたし、逆にどういうものが苦手なのか気づくこともできました。

――「一番好きなことや楽しいと感じること」とはどんなことですか?

モデルの仕事です。小学生の時にWEBモデルをしたことはありましたが、ファッションショーや雑誌に出るようなモデルに憧れていました。

もともとアイドルになることより、モデルとして芸能界に入りたかったんです。自分がアイドルになれるとは思っていませんでしたし……(笑)。

ところが、そんな私が「NMB48」のオーディションに合格して1期生になって、アイドルの仕事を始めることになるわけですから、縁があったんでしょうね。

アカリン インタビュー

―― 実際にアイドルになってみてどうでしたか?

やってみたら「こんなに大変なんや」と思いました(笑)。年中、握手会はあるし、ポジションも変わるし、1年に1回総選挙はあるし、ほんのひと言でファンの方がひとり増えたり、減ったりする世界だから気を抜けませんでした。

でも、10年間、私なりに一生懸命走り続けてきたので、やり残したことはないし、悔いはないです。

「NMB48」に入って、そこで得たことがたくさんあったから、今はアイドル活動をやってみて本当に良かったと思うし、支えてくれたファンの方たちや周りのみなさんに感謝しています。

―― 「NMB48」を卒業すると決めたときの心境は?

これはずっと思い続けてきたことなんですが、私はひとりの女性として等身大でありたいんです。

今24歳ですけど、世間でこの年齢の女性は?というと、たいていどこかの会社に就職して仕事に慣れ、プライベートも楽しんで……という時期ですよね。

そういう年頃であるのに、私がいつまでもアイドルをやり続けていたら、24歳のひとりの女性として同じ目線で語れないんじゃないかなって。そう考えたときに、「NMB48」を卒業することを決めました。

アカリン 全身

―― 卒業発表のときのメッセージで「これからは強い女性として夢を叶えたい」という言葉が印象的でした。この言葉に込められた思いとは?

私の心の中に「働く女性の味方でありたい」といった思いがあるんです。昔は男の人が仕事に出て、女の人は専業主婦になって家を守るのが一般的でしたが、今はそういう時代ではないですよね。

私自身が「NMB48」での活動とは別に、単独で他の仕事もさせていただいて、そこでたくさんの人と出会い、今までにない経験を積むことができました。これって家庭の中においても同じことだと思うんです。

家の中にずっといるより、外に出て知ること、得ることのほうがたくさんあるし、それによって自分も成長していく。仕事を通して自分の世界が広がっていくことは、とっても素敵なことなんだって私も実感しました。

特に、私を応援してくれている方の中にはこれから就活の方も多いので、仕事をすることの楽しさや幸せに感じることを、どんどん伝えていきたいですね。

――アカリンにとって仕事をする楽しさとは?

もちろん表舞台に出る仕事も楽しいですが、コスメやファッションのプロデュースをやるようになって、何かを作り上げる裏方の仕事にやりがいを感じ始めたんです。

どうしたらみんなの心に響くものが作れるか?一生懸命考えて、アイデアを出し合って形にしていくことも楽しいし、できあがったものが多くの人たちの手にわたって、喜んでいただけたときは本当にうれしいです♡

アカリン 顔アップ

―― 「NMB48」での活動も残りわずかですが、卒業した後はどういうことをやっていきたい?

好きなこと、興味があることはこれからもやり続けたいですね。今プロデュースしているコスメブランドの「B IDOL」(ビーアイドル)もそうですし、それ以外の方面でもいろいろ挑戦していきたいです。

あとはこの10年間、プライベートな時間がほとんど取れなかったのでゆっくりしたいです(笑)。

めっちゃ死にそうなくらい忙しくて、毎日の睡眠時間が3時間というときもありました。そうでもしないと良い結果が出せないと思って、無我夢中でやってきましたけど、新型コロナの自粛期間中に自分を見つめ直す機会が増えたんです。

その時、もう少し客観的に物事を見て、冷静に考える時間も必要だなって感じたし、ゆったり過ごす中にも新たな発見や得るものはあると思いました。

卒業したらプライベートの時間も充実させて、みんなに「アカリン、楽しそう!!」って思われるような、キラキラ輝いた人になりたいです(笑)。

――最後にHowBをご覧になっているみなさんにメッセージをいただけますか?

私もHowBのような美容系のサイトを見て、コスメやメイクの知識が増えていったんですね。自分で知識を増やし、それを実践してこそ、“かわいいの先”があると気づきました。

こうして普段から美容情報を積極的に取り入れているみなさんは、さらにかわいくなる術を身につけていらっしゃると思いますから、その志を大事にしていただきたいです。

そして、「B IDOL」のコスメを使って、メンタルメイクにも挑戦してみてください。その時の気分や「こうなりたい」という願望に合わせて……。ヒントは色のネーミングを見て選ぶことですよ(笑)。

YouTubeの「アカリンの女子力動画」でも、「B IDOL」のレビューやメイクテクを紹介しているので、こちらもご覧ください。

私が「NMB48」で活動する期間も残りわずかになりましたが、11月の研究生コンサートではプロデューサーを務めます。最後まで見届けていただけるとうれしいですし、後輩のメンバーも頑張っていますから、「NMB48」の応援もよろしくお願いします。

アカリン しゃがむ

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撮影/芹澤裕介
取材・文/飯島順子
ヘアメイク/橘 麻耶
スタイリスト/松永麻里(プロダクション ノータイトル)

衣装:ワンピース/The Virgnia、シャツ&ビスチェ/AMERI、パンツ/ROSE BUD

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