

Question

クッションファンデーションでムラのないツヤ肌を作るにはどうしたら良いですか?いつも顔の中心にファンデーションをのせて、そこから伸ばすように塗っていますが、重点的につけたい部分が薄れてしまうので、つい厚塗りになってしまいます。
Answer
クッションファンデーションをパフで塗る場合、スタンプ押しの要領でポンポンと広げていくのが基本のテクニックです。とはいっても、ムラにならないように塗るにはコツがいるので、メイク初心者さんはパフよりブラシで塗る方がおすすめです。その方が厚塗りも防げ、ツヤ感も出しやすいです。
教えてくれたメイクのプロ

Meg.さん
代官山のサロン勤務を経て、2012年からヘア&メイクアップアーティスト、信沢Hitoshi氏に師事。2017年に独立。現在、雑誌、TV、CM、MV、Web広告、ウエディングのヘアメイクなど幅広い分野で活躍中。
クッションファンデはパフの使い方で仕上がりに差が出る!

まずクッションファンデーションの基本的な塗り方から!
付属のパフにクッションファンデーションを少量取り、顔の中心(頬、鼻、額、あご)からスタンプを押す要領で外側に軽くポンポンと広げていきます。
パフで塗る時に力を入れすぎると、パフの中にファンデーションの液が染み込んで、ツヤ感が失われたり、肌にのりにくくなったりする可能性もあるので気をつけましょう。

クッションファンデーションを塗った部分をパフでスライドするように伸ばす方法はNGです。目の下や頬をカバーしたいと思っても、ファンデーションをのせた部分をパフで伸ばせば薄れます。それを何とかカバーしようと重ね塗りをするからムラになり、厚塗り感も出て、肌がべたつくようになるんです。
クッションファンデはブラシで塗る方がツヤ感も出しやすい!!

パフを使ってムラにならないように塗るのが難しい人は、ファンデーション用のブラシがおすすめです。ツールを変えるだけでも時短でキレイな仕上がりが叶います。
クッションファンデーションを付属のパフで均等に塗るのはテクニックが必要です。初心者さんがムラにならないキレイなツヤ肌を作るには、ファンデーション用のブラシで塗る方法がおすすめです。
まず、ブラシの先をクッションファンデーションの液につけ、顔の中心(頬、鼻、あご、額)から外側に向かって塗っていきます。
ブラシを使うとひと塗りで広範囲にファンデーションをつけられるので、ツヤ感をキープしながら肌にのせることができます。ファンデーションを塗った後は、指や手のひらで軽くプレスして肌に密着させます。
目の下のクマや口元のくすみなど、気になる部分はスポンジで少しぼかすようにつけてからハンドプレスで仕上げましょう。

クッションファンデーションのべたつきが気になる、または化粧崩れを防ぎたいという人は、ファンデーションを塗った後、ルーセントパウダーをフェイスブラシに取って、ふんわりと顔全体にのせましょう。こうすることでファンデーションが肌に密着して、メイクのヨレや崩れの防止にもつながります。

付属のパフが薄いので少し厚みのあるパフに替え、カバーしたい中心部分にクッションファンデーションをポンポンとつけた後、塗った部分と顔周りの境目をスポンジでスタンプを押すようになじませました。
この塗り方に変えてから厚塗りとべたつきが改善され、ナチュラルなツヤ肌に近づけることができました♪次はファンデーションブラシで塗る方法にトライしてみます!
メイクのプロからのアドバイス!

クッションファンデーションは水分量が多いので、使ったパフをケースに入れっ放しにしておくと雑菌が繁殖して不衛生です。
パフを使ったら、ティッシュで汚れを拭き取ってからケースにしまいましょう。そして、週に1、2回はパフを洗って清潔にしておくことも大切です。
ただ、薄手のパフを頻繁に洗うと傷みも早い上、替えのパフが別売りされているクッションファンデーションはほとんど発売されていません。そういう点でもブラシや使い捨てのスポンジで塗る方法はおすすめです。ぜひ、お試しください。
撮影/芹澤祐介(Meg.さんのプロフィール写真)、大根大和、タブチヒカリ(モ。ちゃん)、編集部(物)
監修/Meg.
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