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[ドクター教えて!!]ニキビを治すなら皮膚科美容皮膚科、どちらに行くのが良いの?症状別の治療方法もご紹介♪
HowBガール
のんちゃん
ニキビ跡を残したくないなら、美容皮膚科に行くのがいいのかな?ちなみに私は、ニキビ予防の洗顔料を使ったり、コスメブラシやパフをこまめに洗ったりして、ニキビ対策をしています。
ニキビができると1日も早く治したいと思いますよね。でも、皮膚科と美容皮膚科、どちらに診察へ行くのが良いか悩むことはありませんか?そこで、のんちゃんがそれぞれの特徴と治療方法の違いについて、ドクターに教えてもらいました。
Q&A Question
Questioner
ニキビを治すには皮膚科と美容皮膚科、どちらに行った方が良いのでしょうか?それぞれの特徴も含めて知りたいです。
Answer
ニキビ治療は皮膚科、美容皮膚科どちらでも可能ですが、ニキビそのものを治したいのか、それともニキビ跡のないキレイな肌にしたいのかで受診する科が違ってきます。
doctor
教えてくれたドクター
湘南美容クリニック
皮膚科治療責任者
西川礼華医師
皮膚科と美容皮膚科では、治療方法と費用が異なる
[皮膚科の場合]
保険診療で抗生物質やビタミン剤などのニキビ治療薬を使用
一般的に抗生物質の内服薬・外用薬、漢方薬やビタミン剤などを用いて、皮膚疾患としてニキビ治療を行います。ニキビが治れば治療は終了です。治療は保険診療で受けられます。

[美容皮膚科の場合]
自由診療イオン導入レーザーなどを使用
単にニキビを治すだけでなく、ケミカルピーリングやイオン導入など、最終的にキレイな肌になるような治療を行います。また、ニキビの再発を予防する治療を行う場合もあります。
皮膚科同様、抗生物質等を使って、ニキビの基本的な治療も可能ですが、すべて自由診療(保険外診療)となるため、皮膚科の保険診療に比べて費用がかかります。

最初は皮膚科で基本的なニキビ治療の受診がおすすめ
食事や睡眠など、生活習慣や使用している基礎化粧品を見直すことによって、ニキビが改善することもあります。
しかし、それでも改善されない、もしくは重症化した場合は、最初に皮膚科を受診して基本的な治療を受けることをおすすめします。
また、自分ではニキビと思っていても、実はダニが原因だったり感染症だったりということもあります。
こうした皮膚疾患も、皮膚科で検査を受けることで知ることができるからです。保険診療なので費用的にも安心です。
迷ったら、まずは美容皮膚科のカウンセリング
どうしても皮膚科か美容皮膚科か迷ってしまう場合は、美容皮膚科無料カウンセリングを利用するのもおすすめです。そこで医師に相談し適切な治療法のアドバイスをもらうと良いでしょう。
美容皮膚科は完全予約制のクリニックが大半なので、待ち時間も少なく、じっくり相談できるメリットもあります。
※美容皮膚科によってはカウンセリングが有料の場合もあるので、事前にお調べください。

ニキビの種類に合わせた効果的な治療方法は?
皮膚科で治療を続けても治る見込みがない、また、ニキビは治ったけれど跡が残ってしまったという場合は、美容皮膚科での治療を検討してみましょう。
ただし、ニキビとひと言でいってもその種類はさまざま。たいてい種類の異なるニキビが混在しているので、もっとも気になる部位を優先して治療を行うことになります。

皮膚科・美容皮膚科でのニキビ治療例
ニキビの症状に合わせて施術内容が違ってきます。大きく分けて4段階あり、その主な治療例は以下です。
1.ニキビの初期段階
状態:白ニキビ
●症状
毛穴に角質や皮脂が詰まり毛穴が白く膨らんだ状態。

状態:黒ニキビ
●症状
毛穴が開き、皮脂が空気に触れて酸化して黒くなった状態です。
※白ニキビ、黒ニキビの治療は初期段階なので、ほとんど同じような治療が施されます。

[皮膚科での治療法]
角質を溶かすローション、毛穴の詰まりを取り除く塗薬の処方など。白ニキビは洗顔と化粧水、乳液といった保湿ケアで改善を図るように指導される場合もあります。
[美容皮膚科での治療法]
薬剤で余分な角質を溶かすピーリング治療。ニキビに有効な成分を肌に浸透させるイオン導入や、殺菌や毛穴を引き締める効果があるレーザー照射など。

2.ニキビの進行段階
状態:赤ニキビ
●症状
アクネ菌が繁殖して炎症を起こし、毛穴やその周りが赤く腫れあがった状態。早めに炎症を抑えないとニキビ跡が残ったり、色素沈着が起きたりする可能性もあります。

[皮膚科での治療法]
ニキビの原因菌であるアクネ菌などの増殖を抑える外用薬の処方など。炎症を抑えるために抗菌の内服薬と外用薬、漢方薬などが処方されることもあります。
[美容皮膚科での治療法]
古い角質を溶かし、肌のターンオーバー(新陳代謝)を整えるピーリング治療やニキビに有効な成分を肌に浸透させるイオン導入、アクネ菌を抑えるライトの照射など。

3.ニキビの最終段階
状態:黄(膿疱性)ニキビ
●症状
赤ニキビがさらに炎症を起こし、膿をもって化膿した状態。

[皮膚科での治療法]
炎症を抑えるために抗生物質の内服薬・外用薬、漢方薬などを処方。
[美容皮膚科での治療法]
ピーリング治療やイオン導入によって余分な角質を取り、毛穴に皮脂を詰まりにくくする他に、アクネ菌を抑えるライトの照射など。抗生物質の内服薬・外用薬で炎症を抑えるほか、皮脂の分泌を抑える内服薬を処方されることもあります。

4.ニキビ跡
ニキビ跡は美容皮膚科での治療がメインになります。
状態:ニキビ跡の赤み
●症状
皮膚の内部でまだ炎症が残った状態。

[美容皮膚科での治療法]
肌のターンオーバーを整え、美白効果もあるピーリング治療やイオン導入、赤みに反応して改善を促すレーザー治療など。

状態:凸凹(クレーター)
●症状
ニキビの炎症が毛穴の周りに及ぶほど悪化し、真皮組織まで破壊された状態。炎症が沈静化する段階で真皮が修復した部分と修復できなかった部分が生じて凹凸ができます。

[美容皮膚科の治療法]
肌の再生を促し、ニキビ跡を目立たなくさせるレーザー治療など。

状態:色素沈着
●症状
炎症が起きた後の赤みが残ってしまった状態。茶色くシミになる場合もあります。
[美容皮膚科での治療法]
ピーリング治療やイオン導入、レーザー治療で炎症を抑えます。また、内服薬の処方や美白効果のある塗り薬などの処方も。
※治療法は同じ症状でもクリニックによって異なることがあります。
イラスト出典:湘南美容クリニック

ニキビの治療期間は?
1、2回の治療で効果が出るものではありません。また、治療後に好転反応などを起こして一時的に悪化することもあります。
肌のターンオーバーが約28日周期であることを考えると、普通、治療から1~2か月で変化が現れてきます。肌質が改善されニキビのないキレイな肌になるには、少なくとも3か月から半年はかかるということも覚えておきましょう。
ニキビの治療って根気がいるんですね。睡眠とか食べ物とかにも気をつけて、ニキビができないようにしたいです。
ドクターからの
アドバイス

西川礼華医師
「ニキビを早く治したい」とすぐに結果を求めて転院を繰り返す人がいますが、肌の状態が改善するまでには時間がかかります。最初にニキビの状態と治療法をきちんと説明してくれるクリニックを選ぶことも大切です。
撮影/大根大和(のんちゃん)、編集部(西川礼華医師)
ヘア&メイク/Meg.(のんちゃん)

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