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[ドクター教えて!!]胸や背中などにできる、体のニキビの原因と5つのケア方法

HowBガール
ななぽん

背中のニキビは自分では気づきにくいし、治すのが難しいイメージがあるので、簡単にできる予防法があれば知りたいです。
胸や背中の開いた洋服や水着を着た時に、人から指摘されて気づくことも多い体のニキビ。慢性化すると治るまでの時間もかかるといわれています。
ひどくなる前にどのように対処すべきなのか、ななぽんがドクターに聞きました。
Q&A
Question
Questioner
胸や背中などにできる体のニキビ。原因と治す方法を教えてください!
Answer
体のニキビは主にホルモンバランスの乱れや皮脂の過剰分泌、衣類や体を洗った時の摩擦などが原因です。治すためには洗浄や保湿、紫外線対策など、普段のスキンケアが大切です。
doctor
教えてくれたドクター
湘南美容クリニック
皮膚科治療責任者 西川礼華医師
胸や背中にできる、体のニキビの原因は?
背中ニキビ画像
思春期や大人のニキビと違って、年齢に関係なく胸や背中などにできる体のニキビ。
特に背中のニキビは自分で気づきにくいものです。
診察に来られる患者さんも、水着や背中の開いた服を着た時に、友達や彼氏から指摘されてわかったというケースが多いですね。

体のニキビの原因として考えられるのは?
□ホルモンバランスの乱れ
□過剰な皮脂分泌
□下着や衣服などによる摩擦
□肌の乾燥
□紫外線の影響
□ストレス
□体質

胸や背中は汗腺が多く、毛穴に汗や皮脂、汚れが詰まりやすいうえに、体や髪の洗い残し、すすぎ残しなどによってもニキビができやすいのです。
また、体を清潔にしていても、女性の場合は生理などの影響で、ホルモンバランスが乱れてニキビができることがあります。

ニキビだと思っていたら感染症の場合も……
軟膏のイメージ
ニキビだと思って市販のニキビ治療薬を使っていたけれど、一向に良くならず、皮膚科に行ってみると「マラセチア毛包炎」と診断されるケースもあります。
ニキビは「アクネ菌」と呼ばれる細菌の繁殖によって引き起こされますが、マラセチア毛包炎はカビ(真菌)の一種「マラセチア菌」が原因です。
一見、ニキビと似た症状なのでわかりづらいのですが、ニキビと顕著に異なるのがかゆみがあることです。
<マラセチア毛包炎の特徴>
・背中、肩、二の腕、胸といった部位に現れる
・毛穴に一致する形で赤く、少し光沢のあるポツポツが出る
・痛みやかゆみを伴うことがある

体のニキビを治し、予防に有効な5つのケアとは?
バス用品のイメージ
体のニキビは部位によっては自分では見えにくく、気づくのが遅れて悪化してしまうことも珍しくありません。
だからこそ、日頃から適切なボディケアを行って、今あるニキビを改善し、ニキビができにくい肌を目指すことが大切です。
ここでは代表的な5つのケア方法を紹介します。

①優しく洗いしっかり流す
アルカリ性の石鹸やボディーソープをしっかり泡立てて、泡で優しく洗います。ナイロンたわしなどを使ってゴシゴシ洗うのはNG。洗った後は、すすぎ残しがないように。

②入浴後はきちんと保湿
皮膚が乾燥すると肌のバリア機能が低下し、ニキビのできやすい状態になります。入浴後はローションやクリームで保湿して肌の乾燥を防ぎましょう。

③日焼け止めで紫外線対策
紫外線によるダメージも体のニキビの原因に。紫外線の多い時期に外出する際には、しっかりと日焼け止めクリームを塗る、日傘をさすなどの対策を忘れないようにしましょう。

④日焼け止めはきちんと落とす
日焼け止めクリームが毛穴に詰まってニキビを引き起こすこともあるので、必要に応じて専用クレンジングでしっかりと落としてから、体を洗うようにしましょう。

⑤生理前後の生活習慣を見直す
健康的な生活を心がけるのが一番ですが、毎日続けるのは難しいもの。例えば、ホルモンバランスが乱れやすい生理前後の時期に、脂っぽい食事を控え、十分に睡眠を取るようにするだけでも違います。

体のニキビがなかなか改善しない場合は、専門医へ相談しよう
湘南美容クリニック 皮膚科治療責任者 西川礼華医師
自分なりにスキンケアをしても症状がなかなか改善しない、または悪化してしまったという場合は、専門医を受診することをおすすめします。
治療法はニキビの状態にもよりますが、皮膚科では抗生物質の内服薬や塗り薬を処方するのが一般的です。
美容皮膚科では内服薬の処方以外に、アクネ菌を殺菌するレーザー「アクネライト」やケミカルピーリング、イオン導入など、ニキビやニキビ跡にも有効な治療法が施術されます。
マラセチア毛包炎の話は初めて聞きました。体のニキビが良くならない時は早いうちに専門医に診てもらった方が安心なんですね。

 

ドクターからの
アドバイス

西川礼華医師
体のニキビは顔に比べて、肌のターンオーバープロセスの違いから治るまでに時間がかかります。結婚式や水着の季節までになど、あらかじめ体のニキビを治したい時期が決まっているのであれば、余裕をもって半年前から治療を始めましょう。

撮影/大根大和(ななぽん)、編集部(西川医師)
ヘア&メイク/Meg.(ななぽん)
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