
[美容のQ&A]まぶたが厚いとプチ整形「埋没法」で二重にするのは難しい?
2019.03.04
HowBガール
一般的に、一重や奥二重の人は二重の人に比べてまぶたの皮膚が厚く、皮下脂肪も多いといわれています。
人気のプチ整形「埋没法」で目を二重にする場合、まぶたが厚いと二重が取れやすいなど施術に影響するのでしょうか? わったんがドクターに聞いてみました。



まぶたが厚くても「埋没法」の施術が可能な方は多いです。ただし、まぶたの状態や希望される二重の形によっては「埋没法」が適切でない場合もあります。
ドクターのHP
まぶたが厚い人に適した「埋没法」はある?
「埋没法」は、まぶたの裏側を医療用の糸で留めて二重ラインを作る施術方法です。
クリニックによって使う糸や留め方など独自に開発し、取れにくい工夫が施された方法もあるので、まぶたが厚くても「埋没法」が可能な方は多いです。
留める糸の数は基本的にまぶたの厚みや脂肪の量によって異なり、留める数が多いと強度も増します。
ただし、まぶたの状態には個人差があるので、カウンセリングの結果、二重のラインがキレイに出なかったり、途中でラインが途切れたりすると思われる方には「切開法」(メスでまぶたを切開して二重にする施術法)をおすすめすることもあります。
「埋没法」が難しいとされるまぶたの厚みは?

まぶたの厚みを自分で判断する目安として、アイテープやのりなど二重形成グッズを使っている方は、メイクを落とした後に二重のラインが残っているかどうか見てみましょう。
二重のラインが薄くても、メイク跡が残っている方は「埋没法」で二重にできる可能性が高いです。
逆に、まぶたが厚くて「埋没法」に向かない方は、二重の線が残りませんし、そもそもアイテープやのりで二重を作れない場合が多いです。実際に「埋没法」が可能かどうかは医師にご相談ください。
「埋没法」の種類によっても二重の持続性は違う?
まぶたの厚い方には、目頭から目尻まで二重ラインがしっかり作れる強度のある「埋没法」がおすすめです。
「埋没法」はクリニックによって独自の呼び方や施術方法がありますが、大きく分けると「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」との2種類。それぞれ糸を通す位置が異なります。
<瞼板法>
上まぶたの裏にある「瞼板(けんばん)」に糸を通して二重を作る埋没法。施術時間が短いのが特徴です。
<挙筋法>
上まぶたを持ち上げる「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)」と呼ばれる筋肉に糸を通す施術方法。糸が角膜に接触しないため目をつぶった時に糸の結び目が目立ちにくく、術後の腫れやツッパリ感も少ないなどのメリットがあります。
強度を比較した場合「瞼板法」より「挙筋法」の方が糸も取れにくく、二重の持続性も良いといえます。
湘南美容クリニックのメニューを例に挙げるならば、まぶたの厚い人には「フォーエバー二重術」や「クイックコスメティーク・ダブル法」がおすすめです。これらは2つとも「挙筋法」による施術方法です。
ドクターからの
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本間重行医師
「埋没法」はまぶたの厚みだけでなく、希望の二重の形によってもその方に合った施術方法が異なります。まずは医師に相談することから始めてみましょう。
撮影/大根大和(物)