「埋没法」はメスを使わず、まぶたの内側から糸で留めて二重を作るプチ整形です。

片方が二重でもう片方が一重や奥二重の人が、両目のバランスを整えるために片目だけ「埋没法」で二重に整形することは、私のクリニックでもよく行われています。

ダウンタイム（施術してから回復するまでの期間）も少なく、自然な仕上がりが期待できますが、施術で形成された二重の方がくっきりする場合もあるので、二重ラインが薄い人は両目の施術がおすすめです。

こちらの方は右目が一重、左目は奥二重で二重のラインが薄め。「埋没法」で左目の二重幅を少し広げ、左目に合わせて右目も施術した結果、両目のバランスが良くなり、パッチリと大きな目に。顔の印象も明るく変わりました。

引用元：湘南美容クリニック池袋西口院　
　　　　埋没法の症例

片目だけ「埋没法」で二重にする場合、施術をしない目は常に安定した二重（はっきりとした二重）であることが前提になります。

というのも、天然の二重と「埋没法」によってできた二重は、二重ラインのくっきり感やくい込みなどに、若干差が出る可能性があるからです。

不安や疑問に感じる点があれば、医師にきちんと相談して、適切なアドバイスをもらった上で施術を受けることが大切です。

「埋没法」といっても、クリニックによってさまざまな施術方法があります。最初にまぶたの状態を診察し、希望される二重の形などのカウンセリングを行って医師が適切な施術方法を提案します。

次に医師、またはカウンセラーが施術料金についての説明をし、了承していただいた後に施術日程などの詳細を決めるのが一般的な流れです。

この方は奥二重ですが、左目に比べて右目の二重幅が狭く腫れぼったく見えます。「埋没法」で両目の施術を行い、1週間後の状態が下の写真。施術後の腫れも引いて、キレイな二重まぶたが完成しました。