
[エステティシャンが伝授]「バナナ型」が痩せるコツは?細身でもポッコリお腹を防ぐ5つのポイント
2018.11.02
一見、バナナのようにほっそりしているけれど、いつの間にかポッコリお腹……というのが「バナナ型」の特徴。年齢とともにお腹に脂肪がつきやすくなるので油断は禁物!
今からどんな点に気をつけたら良いのか、痩身のプロが教えてくれました。
\教えてくれた/
ダイエットのプロ
ダイエットのプロ

エステティシャン 川邉寧々さん
エステティックサロンを経営していた母に長年憧れ、会社員を経験後、エステ業界に転職。現在は都内にあるオールハンド施術のトータルエステティックサロンで修業中。痩身の施術が得意。「最新のエステマシンは高性能なものもたくさん出ていますが、細かい部分の施術や力加減など、手に勝るものはないと思っております」。
ダイエットのコツはバナナ型の特徴を知ることから

「バナナ型」はバナナのように全身がほっそり見えるものの、ポッコリお腹になりやすいタイプ。特に10代~20代前半は基礎代謝が高いため痩せ気味の人が多く、皮下脂肪も少ないので気づきにくい点がウィークポイントです。
ここで「バナナ型」の体型と生活習慣の特徴を見ていきます。

バナナ型の[体型・体質]
□全体的に細身
□10代~20代前半は基礎代謝が高いため太りにくい
□タンパク質の吸収が悪く、筋肉がつきにくい
□筋肉が少ないため一度太ると痩せにくく、お腹周りに脂肪がつきやすい
□胃腸があまり丈夫でない
□冷え性で疲れやすい
□寝起きが悪い
バナナ型の[生活習慣の傾向]
□野菜や魚介類などあっさりした食事を好む
□肉や油っぽい料理を食べると胃もたれしやすい
□朝が苦手なので朝食も抜きがち
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バナナ型のダイエットにおすすめ!筋肉量アップとお腹痩せのコツは?
「バナナ型」はもともと基礎代謝が高く、痩せ体質なので、体重だけ見るとダイエットの必要性を感じることがほとんどありません。
しかし、年齢を重ねていくにつれ代謝が鈍り、脂肪もつきやすくなるので、今から押さえておきたいポイントを5つ紹介します♪
POINT.1
高タンパクの食事で効率的に筋肉をつける

タンパク質の代謝が早く、筋肉がつきにくい体質なので、肉、魚、卵、乳製品などの動物性タンパク質と大豆、納豆、豆腐などの植物性タンパク質をバランス良く摂るようにしましょう。
ここがPOINT

肉の中でも牛肉(赤身)は糖質が低くタンパク質の量が多い上に、消化吸収も良く、体を温める効果もあるのでおすすめです♪
POINT.2
タンパク質の多い食品から食べて吸収を良くする

こちらのメニューの場合、「焼き魚」→「大豆の煮物」→「味噌汁」→「かぼちゃ」→「ご飯」の順に食べるのがおすすめです。
筋肉を蓄えるために、脂肪燃焼のエネルギー源となるタンパク質を体にうまく取り入れることも必要不可欠です。
食事はタンパク質の多い食品を最初に、主食の炭水化物は最後に食べるようにしましょう。
POINT.3
体を温めて冷え性を改善

体の熱を生み出す源となる筋肉が少ないと冷え性になりやすいので、体の内側、外側からの冷えを防ぐことが大切です。
夏は冷たい物を口にしたくなりますが、できるだけ温かい飲み物や食べ物を取って、内臓を冷やさないようにしましょう。
お風呂に入って体を温めることも冷え対策の基本です。
ここがPOINT

お風呂の中でふくらはぎから太ももにかけてマッサージをして老廃物の排出を促すと、脚のむくみを取る効果が期待できます。
POINT.4
脚上げ腹筋でお腹痩せ!

腰痛防止のためには両手をお尻の下に入れると良いです。
「バナナ型」の人がポッコリお腹になるのは腹筋が弱い点にも原因があります。そこで、腹筋を鍛えるためにおすすめの筋トレがこちら↓
\脚上げの筋トレ/
①仰向けに寝て、手はお腹の上、またはお尻の下に置いて固定。
②両脚をそろえた状態で、お尻が持ち上がる位置まで息を吸いながら脚を上げます。
③息を吐きながらマットに足がつく手前まで両脚を下ろします。 1セット10回を目安に。慣れてきたら20回、30回と増やしていきます。
POINT.5
タンパク質が足りなければプロテインを摂取

食事でタンパク質を十分に摂り切れない場合は、腹筋運動などを行った後にプロテインを摂取して、効率良く筋肉をつけられるようにしましょう。
プロテインはホエイ(ヨーグルトが原料)、カゼイン(牛乳が原料)、ソイ(大豆が原料)の3種類がありますが、「バナナ型」の場合は、消化が良くてタンパク質の吸収が早いホエイプロテインがおすすめです。
プロからのアドバイス

「バナナ型」のダイエットは筋力アップとエネルギー不足の改善が必要なので、タンパク質メインの食事と腹筋を鍛えることが重要です。エステティックサロンやジムも上手に利用すると良いですよ♪
エステのお腹痩せの施術ではマッサージで老廃物を流した後、筋肉に低周波の刺激を与えるEMS(Electrical Muscle Stimulation)を使ってインナーマッスルを鍛え、脂肪燃焼を促す方法が効果的です。
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イラスト/大森陽華
監修/川邉寧々さん